コラム

好きではないものもコピーすべきですか?

質問内容

初めましてキースジャレットとパットメセニーを愛するジャズギター初心者です。

最近ジャムセッションデビューしたのですが、先輩ギタリストから「キースやメセニーみたいに演奏したいのならモダンジャズを極めなくては出来ない」と言われました。

しかし私はどうもモダンジャズは好きではないのです。嫌でもモダンジャズを勉強するべきでしょうか。

好きなものだけをコピーするのがおすすめです

嫌なものを無理に聴いて勉強しても身につかないので、好きなものをコピーしていくのが近道です。

もし私がキースジャレットのように演奏したいと思ったら、ジャズスタンダードを演奏しているアルバムを選んで、どのようなアプローチをしているか研究すると思います。

例えば枯葉のコンピングなら、どのようなボイシングやリハモをしているかをコピーしてギターに置き換えます。

枯葉でのコンピング例

枯葉のコード進行でのキースジャレットのコンピング例楽譜

ピアノのボイシングはギターでは弾けないことが多いので、自分の好きなボイシングにアレンジしていきます。どの音を活かしてどの音を省略するかはギターの個性にもなってきます。

3小節目のように、通常BbM7のところをD/Bb=BbM7(#5)にしたり、EbMa7の前に裏コードのE7を入れたりなど、ちょっとしたリハモのアイデアはアドリブにも活用できます。

枯葉でのリック例

枯葉で使えるリック楽譜

1小節目はAm7(b5)に対してA7のフレージングをしています。A7は次のD7へのセカンダリードミナントです。

アドリブは全てをコピーしなくても、2〜4小節間の短いリックをコピーするだけでキースジャレットがどのように考えてアドリブしているかを学ぶこともできます。

アドリブ全てをコピーしたいと思えるくらい好きな演奏に出会ったら、全てをコピーしてCDに合わせて弾く練習も効果的です。

自分の好きなアーティストの演奏をひたすら研究していくと、求めている演奏にたどり着けるはずです。

ぜひじっくりと取り組んでみてください。

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