「ギタリストなら、指板上のどの音からでもメジャースケールを即座に弾ける。しかもアイオニアンだけでなく全てのチャーチモードで。」と聞いたことがあります。
いまそうなれるように頑張っているのですが、このときの奏者の意識は次のどちらに近いでしょうか?
- 弾こうとするスケールが図形的に指板上に見える。
- スケールの音名が最初に浮かび、それを瞬時に追っていく(指板の音名を全て把握していなければなりませんね)
- スケールの次の音との間隔(半音か全音)を頼りに弾いていく(これはないかな・・・)
この記事の目次
図形的に見えています
私の場合は1の図形的です。音は階名や黒丸ではなく度数で見ています。
Cメジャースケールの場合
スケールをコードトーン+テンションと覚えているので、コードトーンとテンションが分かれて見えます。
CMa7のコードトーン
CMa7のテンション
メジャースケールに限らず、すべてのスケールをコードトーン+テンションと捉えることで、コード感を演出させるアドリブができるようになります。
ジャズは五線譜を使う機会が多いので、弾き続けていくと音名でも見えてくるようになりますが、はじめのうちは、コードと関連させやすい度数で覚えておくのがおすすめです。
コードの構成音もCMa7をド・ミ・ソ・シではなくルート・3rd・5th・7thと度数で覚えています。
各スケール度数表記したPDFを用意したので参考にしてください。
メジャー系コードで使えるスケール
メジャースケールPDF (365kb)
リディアンスケールPDF (391kb)
メジャーペンタトニックスケールPDF (618kb)
ハーモニックメジャースケールPDF (830kb)
マイナー系コードで使えるスケール
ドリアンスケールPDF (381kb)
エオリアンスケールPDF (384kb)
フリジアンスケールPDF (388kb)
ロクリアンスケールPDF (391kb)
ロクリアン♮2スケールPDF (882kb)
メロディックマイナースケールPDF (805kb)
ハーモニックマイナースケールPDF (858kb)
マイナーペンタトニックスケールPDF (682kb)
ドミナント系コードで使えるスケール
ミクソリディアンスケールPDF (389kb)
ミクソリディアンb6スケールPDF (844kb)
ミクソリディアンb9b13スケールPDF (879kb)
ブルーススケールPDF (772kb)
オルタードスケールPDF (924kb)
リディアンb7スケールPDF (818kb)
ドミナントディミニッシュスケールPDF (986kb)
ホールトーンスケールPDF (803kb)