Billie's Bounceはアルト・サックス奏者チャーリー・パーカー作曲のジャズブルース(Key=F)。

ここではジョージ・ベンソンのアルバム「Giblet Gravy」の10曲目に収録されているバージョンをタブ譜付きギタースコアにしました。

Fメジャーペンタトニックスケール、Fマイナーペンタトニックスケール、各コードのコードトーンとII-V-Iリックを使ったメロディアスなアドリブが学べます。

また9コーラス目からはコードソロになるので、ジャズブルースでのコードソロを学ぶのにも最適です。

YouTube 検索リンク
https://www.youtube.com/results?search_query=george+benson+billie%27s+bounce

「Giblet Gravy」収録アルバム
『Giblet Gravy』
1968年2月録音
George Benson – guitar
Herbie Hancock – piano
Ron Carter – bass
Billy Cobham – drums

前テーマ

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」前テーマ楽譜ページ1
ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」前テーマ楽譜ページ2

前テーマの特徴
1〜4小節目は4弦開放と5弦5フレットを使い分けています。

アドリブ1コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ1コーラス目楽譜

アドリブ1コーラス目の特徴
コードトーンを中心としたシンプルな音使いです。12小節目はFメジャーペンタトニックスケールを使ったブルースフレーズ。

アドリブ2コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ2コーラス目楽譜

アドリブ2コーラス目の特徴
Fメジャーペンタトニックスケールにb3rd(Ab)の音を加えたフレージングです。

アドリブ3コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ3コーラス目楽譜ページ1

アドリブ3コーラス目の特徴
8小節目はAb7-Db7を想定したフレージングです。

アドリブ4コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ4コーラス目楽譜

アドリブ4コーラス目の特徴
3小節目はEb-F-Gb-Bのトライアドを上昇させたフレージング。9〜11小節目は王道のII-V-Iリックです。

アドリブ5コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ5コーラス目楽譜

アドリブ5コーラス目の特徴
8小節目は1小節でII-Vするリック。Am7を無視してD7のみでのフレージングです。

アドリブ6コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ6コーラス目楽譜

アドリブ6コーラス目の特徴
4〜5小節目の3連符を使ったメロディアスなフレージング。

アドリブ7コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ7コーラス目楽譜

アドリブ7コーラス目の特徴
Fマイナーペンタトニックスケール+♭5を使ったブルージーなフレージング。
8小節目、9〜11小節目は王道のII-V-Iリックです。

アドリブ8コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ8コーラス目楽譜

アドリブ8コーラス目の特徴
1〜2小節目はFトライアド、Bbトライアドを使ったメロディアスなフレージングです。

アドリブ9コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ9コーラス目

アドリブ9コーラス目の特徴
[K]からコードソロです。ギターでよく使うボイシングが多いですが、半音上や下からのアプローチを多用しています。6小節目はBdim7のボイシングです。

アドリブ10コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ10コーラス目

アドリブ10コーラス目の特徴
2小節目はG♭9sus4、3小節目はF9sus4からD♭bm7-G♭bm7-B-Aにスーパーインポーズしています。

アドリブ11コーラス目

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ11コーラス目ページ1
ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」アドリブ11コーラス目ページ2

アドリブ11コーラス目の特徴
F7ではF6(9)コードのボイシング、5小節目のB♭7ではB♭9のボイシングにスライドを使って半音アプローチしています。

ピアノソロのコンピング

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」ピアノソロのコンピング楽譜

ピアノソロのコンピングの特徴
ピアノソロは8コーラスありますが、コンピングしているのは最初の1コラースのみ。2〜3和音のシンプルなボイシングでコンピングしています。

4バース

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」4バースの楽譜ページ1
ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」4バースの楽譜ページ2
ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」4バースの楽譜ページ3

4バースの特徴
ハービー・ハンコックのピアノソロの影響を受け、アウトフレーズ多めのアドリブになっています。

後テーマ

ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」後テーマ楽譜ページ1
ジョージ・ベンソン「Billie's bounce」後テーマ楽譜ページ2

後テーマの特徴
前テーマとほぼ同じですが、8分休符が増えてリズミカルな印象になっています。ラストはF7の#11th、B音で終わらせているのが特徴です。