Pat Martinoパット マルティーノのアルバム「El Hombre」の7曲目に収録されているJust Friendsのタブ譜付きギタースコアです。

デビューアルバムですがすでにスタイルは確立されていて、アドリブとコンピングともにジャズの王道スタイルが楽しめます。

音源を聴きながら楽譜を追ってみてください。

『El Hombre』

1967年発売
Pat Martino – guitar
Trudy Pitts – Hammond organ
Mitch Fine – drums

PDFはぷりんと楽譜で販売しています。
https://www.print-gakufu.com/score/detail/439913/

イントロ、前テーマ・メロディ

イントロはハモンドオルガンがCペダル上でアドリブ。ギターはお休みです。
パット・マルティーノJust Friendsの前テーマ・メロディ楽譜ページ1
パット・マルティーノJust Friendsの前テーマ・メロディ楽譜ページ2
パット・マルティーノJust Friendsの前テーマ・メロディ楽譜ページ3

コード進行の特徴
7、8小節目は通常Abm7-Db7ですが、ハモンドオルガンはFdimを使っています。
Db7(b9)=Ddim=Fdimからくる代理コードです。
アドリブの入りのフレーズ
最後の2小節はアドリブ前のブレイクポイントです。ハモンドはFMa7で終わらせていますが、パット・マルティーノはG7(#11)-Cm7-F7を想定したフレージングをしています。

アドリブ・1コーラス目

パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート1コーラス目楽譜ページ1
パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート1コーラス目楽譜ページ2

アドリブ・1コーラス目の特徴
出だしからクロマチックを含んだ王道のジャズフレーズです。手癖として覚えておくのもおすすめです。

アドリブ・2コラース目

パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート2コラース目楽譜ページ1
パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート2コラース目楽譜ページ2

アドリブ・2コーラス目の特徴
1コーラス目に引き続き、王道のジャズフレーズが随所に出てきます。

アドリブ・3コーラス目

パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート3コーラス目楽譜ページ1
パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート3コーラス目楽譜ページ2

アドリブ・3コーラス目の特徴
Fdim7でAbm7を想定したフレージングをしています。

アドリブ・4コーラス目

パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート4コーラス目楽譜ページ1
パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート4コーラス目楽譜ページ2

アドリブ・4コーラス目の特徴
FMa7のフレージングはパット・マルティーノの手癖フレーズです。

 

アドリブ・5コラース目

パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート5コラース目楽譜ページ1
パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート5コラース目楽譜ページ2

アドリブ・5コーラス目の特徴
1弦13フレットを使ったブルージーな複音フレーズ。エンディングでも出てきます。

アドリブ・6コーラス目

パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート6コーラス目楽譜ページ1
パット・マルティーノJust Friendsのアドリブ・パート6コーラス目楽譜ページ2

アドリブ・6コーラス目の特徴
FMa7-Fdim7のフレージングは同じモチーフを使ったもの。それぞれAm9-Abm9を想定したと解釈できます。

コンピング

Fdim7でAbm7-Db7のコンピングをしていますが、ハモンドに合わせてコードネームはアドリブパートと同じ表記にしています。

ベースライン、コンピング、アドリブ、それぞれが別のコードを想定していても美しく調和するのがジャズの面白いところです。

パット・マルティーノJust Friendsのコンピング・パート楽譜ページ1
パット・マルティーノJust Friendsのコンピング・パート楽譜ページ2
パット・マルティーノJust Friendsのコンピング・パート楽譜ページ3
パット・マルティーノJust Friendsのコンピング・パート楽譜ページ4
パット・マルティーノJust Friendsのコンピング・パート楽譜ページ5
パット・マルティーノJust Friendsのコンピング・パート楽譜ページ6
パット・マルティーノJust Friendsのコンピング・パート楽譜ページ7
パット・マルティーノJust Friendsのコンピング・パート楽譜ページ8
パット・マルティーノJust Friendsのコンピング・パート楽譜ページ9

コンピングの特徴
どのフォームもジャズで最初に習う基本のものばかりなので、基本フォームの使い方とコンピングのリズムを学ぶのに最適です。
Fdim7をAbm7-Db7、A7をEm7(b5)-A7でコンピングしています。

後テーマ・メロディ

パット・マルティーノJust Friendsの後テーマ・メロディ楽譜ページ1
パット・マルティーノJust Friendsの後テーマ・メロディ楽譜ページ2
パット・マルティーノJust Friendsの後テーマ・メロディ楽譜ページ3

後テーマ・メロディの特徴
[Q]セクションからII-V-III-VIのエンディングへ突入します。

エンディング

II-V-III-VIのコード進行を使ったエンディングです。
パット・マルティーノJust Friendsのエンディング楽譜ページ1
パット・マルティーノJust Friendsのエンディング楽譜ページ2
パット・マルティーノJust Friendsのエンディング楽譜ページ3
パット・マルティーノJust Friendsのエンディング楽譜ページ4
パット・マルティーノJust Friendsのエンディング楽譜ページ5
パット・マルティーノJust Friendsのエンディング楽譜ページ6
パット・マルティーノJust Friendsのエンディング楽譜ページ7

エンディングの特徴
8分音符で埋めるフレージングや、同じ音型を繰り返すアプローチなど、これぞパット・マルティーノな演奏が満喫できます。

アルバムEl Hombre

2曲目のOnce I Lovedと7曲目のJust Friends以外はパット・マルティーノのオリジナルです。

収録曲

  1. Waltz for Geri
  2. Once I Loved (Ray Gilbert/Antônio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes)
  3. El Hombre
  4. Cisco
  5. One for Rose
  6. A Blues for Mickey-O
  7. Just Friends (John Klenner/Sam M. Lewis)
『El Hombre』

1967年発売
Pat Martino – guitar
Trudy Pitts – Hammond organ
Mitch Fine – drums