アダム・ロジャース(Adam Rogers)のWithout a Songはアルバム『Time And The Infinite』の7曲目に収録されています。

作曲はヴィンセント・ユーマンス(Vincent Youmans)。A-A-B-Aフォーム56小節の曲です。

トリオ編成のこのバージョンでは、メロディの歌わせ方や変幻自在のタイム感、4度ヴォイシングを使ったハーモニーなどが学べます。

YouTubeに音源が公開されているので、楽譜と合わせながら聴いてみてください。

前テーマメロディ

Without a Song前テーマメロディ楽譜1ページ目

Without a Song前テーマメロディ楽譜2ページ目

Without a Song前テーマメロディ楽譜3ページ目

Without a Song前テーマメロディ楽譜4ページ目

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Adam Rogersアドリブ

1分18秒からはじまるアダム・ロジャースのアドリブ。3連符のを巧みに使ったフレージングが展開されます。

1コーラス目

Without a Songアドリブ1コーラス目楽譜ページ1

Without a Songアドリブ1コーラス目楽譜ページ2

Without a Songアドリブ1コーラス目楽譜ページ3

Without a Songアドリブ1コーラス目楽譜ページ4

Without a Songアドリブ1コーラス目楽譜ページ5

Without a Songアドリブ1コーラス目楽譜ページ6

2コーラス目

Without a Songアドリブ2コーラス目楽譜ページ1

Without a Songアドリブ2コーラス目楽譜ページ2

Without a Songアドリブ2コーラス目楽譜ページ3

Without a Songアドリブ2コーラス目楽譜ページ4

Without a Songアドリブ2コーラス目楽譜ページ5

Without a Songアドリブ2コーラス目楽譜ページ6

3コーラス目

Without a Songアドリブ3コーラス目楽譜ページ1

Without a Songアドリブ3コーラス目楽譜ページ2

Without a Songアドリブ3コーラス目楽譜ページ3

Without a Songアドリブ3コーラス目楽譜ページ4

Without a Songアドリブ3コーラス目楽譜ページ5

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ベースソロのコンピング

5分14秒からはじまるベースソロのコンピング。ギターで弾きやすいm9や6(9)のコードフォームや、4度ヴォイシング、半音アプローチを使っているのが特徴です。

Without a Songベースソロのコンピング楽譜1ページ目

Without a Songベースソロのコンピング楽譜2ページ目

Without a Songベースソロのコンピング楽譜3ページ目

Without a Songベースソロのコンピング楽譜4ページ目

Without a Songベースソロのコンピング楽譜5ページ目

2ndソロ

後テーマに入る前のAセクションでのアドリブパートです。

Without a Song2ndソロ楽譜ページ1

Without a Song2ndソロ楽譜ページ2

Without a Song2ndソロ楽譜ページ3

Without a Song2ndソロ楽譜ページ4

後テーマメロディ

Without a Song後テーマメロディ楽譜1ページ目

Without a Song後テーマメロディ楽譜2ページ目

エンディング

後テーマの終わりはEb-Ab-Gm-Fmを繰り返すエンディンです。

Without a Songエンディング楽譜1ページ目

Without a Songエンディング楽譜2ページ目

Without a Songエンディング楽譜3ページ目

Without a Songエンディング楽譜4ページ目

編集後記

アダム・ロジャースの採譜さいふで一番悩ましいのがタイム感をどこまで記譜きふするか。ストレートとスウィングのノリが絶妙に混ざり、かつスウィングではレイドバックを多用しています。

全てを記譜しようとするとどうしても煩雑はんざつな楽譜になってしまうので、次の3つで統一しました。

  • 基本のスウィングは8分音符で記譜
  • 3連符のスウィングは4分+8分の3連で記譜
  • 3連符2つ目へのレイドバックは実記

 

ジャズのリズムをどう記譜するかは今後の課題です。

アドリブセクションのコード進行と分析

Without a Songアドリブセクションのコード進行と分析楽譜ページ1
Without a Songアドリブセクションのコード進行と分析楽譜ページ2
C7、D7ではオルタード系のスケールを使っていますが、それ以外のV7ではミクソリディンスケールや、II-Vに分割してIIドリアンスケールを使っているのが特徴です。

アルバム「Time And The Infinite」

Without a Song以外にもスタンダードのNight And Day、Cheryl、I Loves You, Porgyが収録されています。オリジナル曲4曲中2曲はアコギを使い、クラシックの影響を取り入れたアダム・ロジャースらしい楽曲になっています。

  1. Night And Day (Cole Porter) 5:39
  2. Elegy (Adam Rogers) 5:44
  3. Time And The Infinite (Adam Rogers) 3:23
  4. Young And Foolish (Arnold B. Horwitt / Albert Hague) 7:10
  5. Cheryl (Charlie Parker) 6:45
  6. Esteban (Adam Rogers) 5:24
  7. Without A Song (Vincent Youmans) 8:56
  8. Ides Of March (Adam Rogers) 5:24
  9. I Loves You, Porgy (George Gershwin) 10:25
『Time And The Infinite』

2006年3月録音
Adam Rogers – guitar
Scott Colley – Bass
Bill Stewart – Drum
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