Cマイナーペンタトニックスケールを使ったブルージーなリック、クロマチックを含んだオルタードリック、Im7に解決するIIm7-V7リックを紹介します。

Cマイナーペンタトニックスケールを使ったリック


Cマイナーペンタトニックスケール+b5thを使ったマイケルブレッカーリック

ギタリストに馴染み深い6弦ルートのマイナーペンタポジションで弾けるリックです。

Cマイナーペンタトニックスケール+b5thを使ったマイケルブレッカーリックのダイアグラム
サックスのニュアンスに近づけるため、フィンガリングテクニックを使っています。

Aオルタードスケールを使ったリック


Cマイナーペンタトニックスケール+b5thを使ったマイケルブレッカーリック

1〜3弦8フレットのAオルタードスケールの配置

Aオルタードスケールのダイアグラム

2弦10フレットと3弦11フレットはクロマチックパッシングトーンです。

Gオルタードスケールを使ったリック


Cマイナーペンタトニックスケール+b5thを使ったマイケルブレッカーリック

4〜6拍目はDドリアンスケール。それ以降はGオルタードスケールです。

1〜3弦7フレットのGオルタードスケールの配置

Gオルタードスケールのダイアグラム

オルタードスケールに含まれない5th(1弦10フレット)を10拍目の装飾に使っているのが絶妙です。

想定コード進行と分析

紹介した3つのリックは次のコード進行で使うことができます。
maxineのアドリブパートコード進行楽譜

Eb/F-EbMa7はBbメジャーキーのV-IV。
2-3小節目はII-Vの連続でD/Bb=BbMa7(#5)に解決。
E9はBb7(EbMa7へ)の裏コード。
F/GはBbMa9の6度ベースと捉えてBbメジャーキーのV。
6-7小節目はII-Vの連続でCm7に解決。
8小節目のAm7-B7はメロディセクションのEm6(原曲はC#m7(b5))へ向かうIV-Vになります。

おすすめのアルバム

ここでのリックが気に入ったらドナルド・フェイゲンのナイトフライがおすすめです。

Donald Fagen『The Nightfly』

1982年10月発売
Donald Fagen – lead vocals, organ, electric piano
Dave Bargeron – euphonium
Michael Brecker – tenor saxophone
Randy Brecker – flugelhorn
Larry Carlton – guitar
Ronnie Cuber – baritone saxophone
Ed Greene – drums
Marcus Miller – bass
Greg Phillinganes – piano
David Tofani – alto saxophone

このアルバムはBerkLeeの授業で「ジャズをやりたいならこのアルバムを聴け」の中に入っていました。ビバップやスウィングジャズのアルバムがほとんどの中、このアルバムだけポップスよりだったので印象的でした。ラリーカールトンの絶妙なバッキングも必聴です。

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