メジャースケールの音型を使ったリック、オクターブディスプレイスメントを使ったリック、マイナーペンタトニックスケールを使ったリックの3種類を紹介します。

Bbメジャースケールの音型を組み合わせたリック


Fミクソリディアンスケールのパターンを使ったリック楽譜

このリックは4つの音型からできています。
Fミクソリディアンスケールの各パターン詳細楽譜

1小節目:b3-R-5のアルペジオ

2小節目:アルペジオの下降

3小節目:アルペジオとチェンジングトーン

4小節目:チェンジングトーンの間にエスケープトーン

音型を使ったリックをコピーしたときは、それぞれのアプローチを調べることで、オリジナルの音型を作るときに役立ちます。

オクターブディスプレイスメントを使ったリック


オクターブディスプレイスメントを使ったリック楽譜

ド-ラ-ファという音型のオクターブ違いを主体にしたリックです。シンプルでありながら非常にメロディアスなリックになります。

同じ音型をオクターブ変えて弾く手法をオクターブディスプレイスメントと呼びます。

マイナーペンタトニックスケールを使ったリック


Gマイナーペンタトニックスケールを使ったブルースリック

♭5を装飾音に使ってブルージーな雰囲気を演出しているリックです。

Gマイナーペンタトニックスケール
Gマイナーペンタトニックスケールのダイアグラム

EbをルートとしたときのGマイナーペンタトニックスケールの度数
GマイナーペンタトニックスケールのダイアグラムをEbから見た時の度数

想定コード進行

Travelsアドリブパートコード進行楽譜

おすすめのアルバム

ここでのリックが気に入ったらクリス・ミン・ドーキーの『Minh』がおすすめです。

Chris Minh Doky『Minh』
1998年発売
Key.Chris Minh Doky — bass
Ricky Peterson — piano
St Paul — drums
Michael Brecker — tenor saxophone
Diane Reeves — Vocal

マイケルブレッカーは2曲目のみの参加。歌ものに完全にマッチした美しいソロを奏でています。

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