CMa7では11thを使ったCメジャースケールのリック、Fsus4ではFミクソリディアンスケールのパターンを使ったリック、G/BではB7にスーパーインポーズしたリックを紹介します。

Cメジャースケールを使ったリック


Cメジャースケールを使ったリック楽譜

3拍目にF音(11th)を使うことでメジャースケールを印象付けています。

Fミクソリディアンスケールの音型を使ったリック


Fミクソリディアンスケールを使ったリック楽譜

このリックは3つのアプローチ法を組み合わせてできています。
Fミクソリディアンスケールを使ったリックのパターン一覧楽譜

1小節目:スケールの下降とチェンジングトーン。

2小節目:ターゲットノートを最初に弾くアルペジオ。

3小節目:アルペジオの下降。

それぞれのアプローチを使ってリックをアレンジすることもできます。

1つ目のアプローチを使ったアレンジ
Fミクソリディアンスケールを使ったリックのアレンジ1楽譜

2つ目のアプローチを使ったアレンジ
Fミクソリディアンスケールを使ったリックのアレンジ2楽譜

3つ目のアプローチを使ったアレンジ
Fミクソリディアンスケールを使ったリックのアレンジ3楽譜

B7にスーパーインポーズしたリック


Bオルタードスケールを使ったリック楽譜

G/BからCMa7に進むコード進行を、B7-Em7/CのV7-Im7にスーパーインポーズしたリック。低音を強調したフレージングも特徴的です。

想定コード進行

Travelsアドリブパートコード進行楽譜

おすすめのアルバム

ここでのリックが気に入ったらチャーリー・ヘイデンの『アメリカン・ドリームス』がおすすめです。

Charlie Haden『American Dreams』

2002年発売
Charlie Haden — bass
Michael Brecker — tenor saxophone
Brad Mehldau — piano
Brian Blade — drums

とくに2曲目のトラヴェルズ(パット・メセニー作曲)での美しい演奏は必聴です。

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