名曲を制覇! ジャズ・ギター徹底講義のBlue Bossaの2コーラス目のコードソロのところですが、
CmMaj7、Cm9、Cm11ときて次のコードは、ルート省略のEb7(9,b13)という解釈でよいのでしょうか?
FmのドミナントとしてEb7が使えるということでしょうか?

G7を想定しています

Cm7からFm7へ進むとき、Cm7-G7-Fm7と間にG7を入れるコード進行の響きが好きで、コードソロに当てはめてみました。理論的にはマイナーキーのIm7-V7-IVm7というありきたりな進行です。(結果的に2〜4弦はFm7の半音下の音使いになっているので、半音下からのアプローチと捉えることもできます)

元のコード進行に対して別のコードを想定する手法をスーパーインポーズと呼びます。


Blue Bossaのコード進行を使ったコードソロ楽譜

譜例では#11を使っていますが、その他のオルタードテンションを使ったアイデアも紹介します。

G7(#5)を想定

Blue Bossaのコード進行を使ったコードソロアイデア1楽譜

G7(#5,b9)を想定

Blue Bossaのコード進行を使ったコードソロアイデア2楽譜

G7(#5,#9)を想定

Blue Bossaのコード進行を使ったコードソロアイデア3楽譜

G7(#11)の別ボイシングを想定

Blue Bossaのコード進行を使ったコードソロアイデア4楽譜

トップノートを先に作って、後からコードをいろいろ変えてみると面白いと思います。自分だけのコード進行(スーパーインポーズ)を作って、コードソロを楽しんでみてください。

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