Romain PilonのYouTubeチャンネルで公開されたジャズギターミニレッスン第4回。今回のテーマはサイドスリッピング(半音ずらしてアウトする手法のこと)を使ったアイデアです。
ベースライン風単音バッキング
マイナーペンタを使ったアウトリック
ピッキングはエコノミーが基本。Romainのタイム感を出すには完コピ推奨です。
使用スケールとポジション
GマイナーペンタとAbマイナーペンタ。それぞれGm7に対する度数と、どのポジションを使っているか確認しておきましょう。
Gm7で弾くGマイナーペンタの度数
Romainが使用したポジション
Gm7で弾くAbマイナーペンタの度数
Romainが使用したポジション
Abマイナーペンタを単音で見てみると、アウトとして特徴的なのはb9と3の2音。b5はブルーノート、b13はGナチュラルマイナースケール、7はGメロディックマイナースケールに含まれている音でアウト感は弱目です。
F#マイナーペンタを使ったアウトリック例
RomainはAbマイナーペンタを選んでいますが、半音下のF#マイナーペンタを使うこともできます。
サイドスリッピング(半音ずらし)を使ったアウトアイデア。使用スケールはGマイナーペンタとF#マイナーペンタです。 pic.twitter.com/bA7fmRiwpA
— Joey Natori (@jazzguitarstyle) June 9, 2022
サイドスリッピングするときは、フレーズを塊ごとにずらす意識が大切です。ギターでは1フレットずらすだけで簡単にアウトできるので、自分なりのサイドスリッピングを研究してフレージングの幅を広げてみてください。
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