1999年に発売されたPaul Jackson Jr(ポール・ジャクソン・ジュニア)の教則ビデオ「The Science Of Rhythm Guitar」

ポール・ジャクソン・ジュニアの「The Science Of Rhythm Guitar」ビデオ

2009年にDVD化されましたがすぐに廃盤、日本語版も無く長らく入手困難でした。

しかし2019年4月に本人のYouTubeチャンネルで公開に。

そこで各チャプターに簡単な日本語訳を付けてタブ譜付きギタースコアにしました。

ギターの基礎から実際のレコーディングを想定した実例まで、まさにリズムギターを学ぶためのバイブルといっていい構成です。

コードストロークやカッティングはもちろんのこと、お洒落で洗練されたバッキングも学ぶことができます。

ぜひじっくりと取り組んでリズムギターを極めてみてください。

基礎テクニック チャプター1・2

リズムギターに限らずギターを弾く上で最低限必要になる、右手と左手のテクニック。

チャプター1・2ではポール・ジャクソン・ジュニアが取り組んできた練習方法を学ぶことができます。

チャプター1・2で学べること
  • スケール練習
  • 左手の筋力トレーニング
  • ブリッジミュート
  • ポッピングストリング

コードストローク チャプター3

リズムギターの基礎といえばコードストローク。

ここではAbMa7のコードストロークから、AbMa7-DbMa7-Bbm7-Eb7のコードストロークまでを演奏してくれています。

チャプター3で学べること
  • コードストロークの基礎
  • ギタリスト、ロバート・ホワイトの紹介

カッティング チャプター4

ギタリストが大好きなカッティング。ここでは左手のミュートを使って行うカッティングを基礎から紹介しています。

Am7一発でもここまでかっこよくカッティングができるのか、というプレイが満喫できます。

チャプター4で学べること
  • コードカッティング
  • ギタリスト、ナイル・ロジャースの紹介

コードトーンを使ったバッキング チャプター5

ここではAm7一発のコード進行で、コードトーンを意識したバッキング方法について学べます。

コードストロークやカッティングだけのバッキングから抜け出したいときにオススメの考え方。

ポール・ジャクソン・ジュニアの神技的プレイの秘密にせまっていく動画です。

チャプター5で学べること
  • Am7のコードトーンを使った単音バッキング
  • Am7でインターバルを使ったバッキング

コード進行での実例 チャプター6

コード進行でコードトーンを使ったバッキングをする実戦的な内容です。

CMa7-Bb/C-FMa7-Dm9-F/G-Gというシンプルなコード進行から、G13(#11)というテンションの入ったコードがあるコード進行でのバッキングまで学ぶことができます。

チャプター6で学べること
  • オリジナルコードフォームの作り方
  • CMa7-Bb/C-FMa7-Dm9-F/G-G7でのバッキングアイデア
  • Dm9-G13(#11)、A7(#5)でのバッキングアイデア

レコーディングでの実例 チャプター7・8

実際のレコーディングで、ポール・ジャクソン・ジュニアがどのようなことを考えてリズムギターをプレイしているのか、その秘密がわかる動画です。

プロデューサーの意向を取り入れて、完璧に仕事をこなす一流のリズムギターの考え方が学べます。

最後にはRay Parker, Jr(レイ・パーカー・ジュニア)とのデュオも。

チャプター7・8で学べること
  • 空間を把握する方法
  • 他のギタリストがいるときの立ち回り法

編集後記

このビデオが発売された1999年はGITに通っていた年。ちょうどポール・ジャクソン・ジュニアがGITでライブをしたすぐ後に発売されたこともあって、校内の購買にも置かれていました。

当時レッスンを受けていたAllen Hindsから、「ポール・ジャクソン・ジュニアの演奏は絶対コピーしておいたほうがいい」と言われ、すぐに購入。そしてその内容に衝撃を受けました。

今まで聴いてきたリズムギターの中で誰よりもグルーヴして、教え方も上手い。こんな人がいるんだ、と。

あまりの素晴らしさにデモ演奏部分のみをMDに録音して毎日聴いていました。

それ以来ずっとファンですが、いまだにポール・ジャクソン・ジュニアを超えるリズムギターに出会っていません。

付属のブックレット

ビデオ版にはブックレットが付属していますが、全てが記譜されているわけではなく、タブ譜もありませんでした。

DVDの購入者用のブックレットリンクも切れているので、自分用も兼ねて完コピ譜を作りました。

未公開

製品版では1分ほどのライブ映像とワウやディレイの使い方を紹介している映像がありますが、2019年9月現在アップされていません。

ちなみにこのビデオで使っているエフェクターは全てBOSSのGT5です。

ポール・ジャクソン・ジュニアのリズムギターが聴ける音源

ポール・ジャクソン・ジュニアは数え切れないくらいのアルバムに参加しています。

そのなかで比較的演奏が分かりやすく有名なものを中心にSpotifyのプレイリストにしました。

ポール・ジャクソン・ジュニアとナイル・ロジャースが共演したDaft Punk(ダフト・パンク)の「Give Life Back to Music」は必聴です。
https://www.youtube.com/watch?v=IluRBvnYMoY